
学会について
設立の背景

健康経営は2014年に経済産業省主導で始まった健康経営銘柄制度を機に注目を集めましたが、医療従事者が健康経営に関する体系的な知識を持つ機会が少ないのが現状です。この課題を解決し、医療従事者が企業経営に貢献できる役割を果たす健康経営専門医の育成機関の必要性から、当機構は設立されました。
健康経営専門医・指導士とは

健康経営専門医は、医師を中心とした医療従事者と健康経営に関心の高い者が「経営管理」と「健康管理」を統合した知識と実践力を持ち、企業や組織に対して本質的な健康経営を支援するプロフェッショナルです。
当機構の
実現したい未来

・健康管理と経営管理の融合という本来の健康経営の概念を日本でも正しく広め、健康経営の認知度を向上させること。
・諸外国の健康経営先進企業のようにChief Wellbeing Officer やChief Medical Officerといった役職が一般化し、医療・公衆衛生の専門家が重要な経営アジェンダにかかわり、健康経営の主導者として活躍していること。
・医師や健康経営に興味のある有識者が、健康管理を経営の文脈でも議論できるよう健康経営についての理解が深まること。
・優良なヘルスケアサービスがPoCやエビデンス作りを行い、サービス熟成の場として寄与するプラットフォームを社会が提供すること。
当機構の
理念

当機構が描く上記の未来を実現すべく、以下のような考えを掲げています。
理念
健康経営の普及を通じて、世界中の人々が等しく安心と安全を享受する機会を提供し、社会の不平等を健康面で解消することで世界平和の実現に寄与する。
ミッション
日本のすべての企業が本来の健康経営の意味に立ち返り、本質的な健康管理と経営管理が実現できるような社会を目指す。
ビジョン
健康経営を主導・実践できるようなプロフェッショナルを育成し、健康経営実践のプラットフォームを提供する組織となる。
バリュー
・ Client First:健康経営のプロとなる専門医・有識者や健康経営のプレイヤー企業が社会に大きなインパクトを与えられるよう精一杯応援します。
・ Patient First:健康経営の提供先企業の社員一人一人に思いを馳せて行動します。
・ Family First:日本健康経営専門医機構で働くスタッフがそれぞれ生き生きと働き、ライフイベントを大切にできるよう支援します。
法人概要

法人名:一般社団法人 日本健康経営専門医機構(Japan Health-oriented Business Administration Medical Speciality Board)
設立:2024年10月1日
所在地:〒103-0023 東京都中央区日本橋本町2-3-11 日本橋ライフサイエンスビルディング
代表理事:東 貴大
顧問:加藤 浩晃
理事:稲川 美穂子、岩見 謙太郎、近藤 崇弘、寺嶋 一裕、森 勇磨、吉川 滉太郎
評議員:坪内 佳名子、日下 祐、村上 友太